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美味しんぼ 鼻血描写 原因は被ばくと [本当か!?]

美味しんぼの鼻血描写は、被ばくが原因と最新号に掲載されるそうです。

福島の放射能汚染は、鼻血を伴うほどの深刻さだと表現したいようですね。



最新号では前の双葉町長とのやりとりの場面もあり、「みんな言わないだけで疲れや鼻血を訴える人は大勢いる」とのこと。


前回の記事で、福島の親戚や友人に電話で様子を確認した内容を書きましたが、この鼻血描写とはかなり距離がある感じです。


ところで福島県って、とても面積が広い県だということをご存知ですか?
全都道府県中、北海道・岩手県に続く第3位なんです。
その広さは東京都の6倍以上にもなります。

福島県は浜通り・中通り・会津地方の3つに区分されていて、天気予報もそれぞれの地域のものが出されます。
浜通りと会津地方はかなり距離があり気候も違いますから、文化(方言や好まれる食べ物)もかなり異なります。


今回、放射能の被害にあった地域は広い範囲に及びますが、原発がある浜通りに絞って少し考えてみます。


事故を起こした原発があるのは、大熊町というところです。

大熊町から北上(仙台方面)すると双葉町、浪江町、旧小高町(現 南相馬市小高区)、旧原町市(現 南相馬市原町区)、旧鹿島町(現 南相馬市鹿島区)、相馬市、新地町と続きます。


未だ人がほとんどいないのは、大熊町・双葉町・浪江町・旧小高町で、旧原町市からは人がたくさん住んでいます。

原発事故当時、警戒区域とか避難準備区域とか様々な呼ばれ方をしましたが、比較的放射能被害が軽微だと判断されたエリアです。


今回の美味しんぼの鼻血描写は、双葉町のあたりのことを言っているようなので、原発から近いこともあり放射能の被害をたくさん受けたということでしょうか。

残念ながら、双葉町に知り合いがいないので直接確認できませんが、双葉町のとなりの浪江町の人には震災後に会ったことがあります。

5人くらいの家族でしたが、震災後の話の中で鼻血に関するものはありませんでした。


私が知っている例はこの1件だけなので何とも言えませんが、もし美味しんぼに描かれていることが本当なら一大事ですよね。

そういう事実があるなら、一刻も早く正確な実態調査と治療が必要です。



また、従来の調査結果が正確ならば、美味しんぼの鼻血描写は実態にそぐわないことになりますので、即刻訂正すべきでしょう。


今回の問題は、医学的・科学的に検証されるべきことなので、そのような知識なデータを持ち合わせていない私が結論を出すことはできません。
ただ、正確な情報に基づく内容にして風評被害とならないようにしてもらいたいです。


美味しんぼの鼻血描写が真実ならば、裏付けとなる科学的な調査データの開示が必要になると思います。

そういう客観的なデータに基づかず、「こんな話がある」程度の証拠ならば、そのようなニュアンスであるとはっきり書いてもらった方が読者も安心できます。



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